Collection

Diego Rivera. _Agrarian Leader Zapata._ 1931. Fresco, 7' 9 3/4" x 6' 2" (238.1 x 188 cm). The Museum of Modern Art. Abby Aldrich Rockefeller Fund

Diego Rivera. Agrarian Leader Zapata. 1931

Fresco on reinforced cement in galvanized-steel framework, 7' 9 3/4" x 6' 2" (238.1 x 188 cm). Abby Aldrich Rockefeller Fund. © 2018 Banco de México Diego Rivera Frida Kahlo Museums Trust, Mexico, D.F. / Artists Rights Society (ARS), New York

LEAH DICKERMAN:  このパネルは、メキシコ革命において、偉大な英雄の1人となったエミリアーノ・サパタに捧げられています。

NARRATOR:  キュレーターのレア・ディッカーマンの解説です。

LEAH DICKERMAN:  サパタは革命の指導者の1人で、メキシコ革命の派閥的な闘争において、農地改革を目指す農民たちの指導者となりました。 メキシコ革命は1910年に始まりました。 ポルフィリオ・ディアス大統領の独裁政権を打倒する目的で始まりましたが、じきに複数の派閥が絡む複雑な抗争となり、その戦いは10年以上に及び、 100万人以上のメキシコ市民が命を落としました。 この絵をみると、私たちはまず、堂々とした白い馬に釘付けになってしまい、サパタの足元に死体があることに、すぐには気がつきません。 サパタは倒れた敵の剣 を踏みつけながら立っています。 このしぐさによって、彼の荒々しいイメージが記憶に焼き付けられるのでしょう。このイメージは、支配と所有をめぐる露骨な闘争を表しています。 他者に力を行使するイメージは、さらに大きな社会的な権力構造を連想させる寓話となっています。 リベラは、自分に革命家としての資格があるのだと、何度となく主張したにもかかわらず、 実際の戦いには全く参加 していませんでした。 革命が起こっていた期間のほとんどをヨーロッパで過ごしており、主にパリの芸術家たちが集まるモンパルナスで仕事をしていました。

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